研究テーマ  Research Subjects

生物に広く普遍的な現象から高次生命現象に至るまで、興味をもった現象に、最適な生物材料と独創的な技術開発でアプローチします。以下のテーマに限らず、新たな現象や技術にチャレンジするメンバーを求めます。

【キーワード: 発生、生殖、遺伝、ライブイメージング、多階層オミクス&情報科学、異分野融合】

We are working mainly on cell-to-cell to communications in plant reproduction and organelle- and cell-division by developing new biological models. Our unique approaches include live-cell analysis, synthetic chemistry, and mutli-layered omics.

花粉管ガイダンス

性・受精・発生の進化

種認証

Pollen tube guidance

  Evolution of sex & reproduction

Species recognition 

ミトコンドリア・葉緑体分裂機構

オルガネラバイオロジー

真核生物の誕生と進化

Mitochondrial & chloroplast division mechanisms

Organelle biology

The origin and evolution of eukaryotic cells

ライブセル解析技術

​階層性オミクス

非モデル生物

Live cell analysis

Multi-layered omics

Non-model organisms​

高次な生命現象として、植物は花の中で花粉管を極めて精密にガイドし、素早く種子をつくる仕組みを獲得しました。我々は、その根幹で働き、140年間に渡って探されてきた花粉管誘引物質「ルアー」を発見しました。さらに花粉管に受精能を与える糖鎖AMORなど、受精過程を初めてリアルタイムに撮影することで、花の中で働く鍵分子群を発見して来ました。ライブイメージングを基盤に、様々な未知分子や、その機能に迫ります。

ミトコンドリアと葉緑体は細胞内共生によって誕生したと考えられており、独自のゲノムDNAを持ち、分裂することによってのみ数を増やすことができます。我々は、極めてシンプルな細胞構造を持つ原始紅藻シアニディオシゾンを用いて、ミトコンドリアや葉緑体などのオルガネラ、そして細胞が“増える”という生物に共通する基本原理の解明を目指す共に、原始的な真核生物を構成する全遺伝子機能の解明を目指します。

「顕微鏡下で自由自在に」をモットーに、個々の細胞を1)視る、2)分子解析する、3)操る、ための技術開発を進めています。これまで様々な独自の技術を開発し、製品化や知財化にも多くつながっています。一方で、被子植物トレニアや、原始紅藻シアニディオシゾンなど、ユニークな特徴を持つ「非モデル生物」を実験材料として確立し、重要な発見につなげてきました。インパクトの大きいさらなる技術やモデル系の開発を目指します。